綾戸 智恵 Chie Ayado
JAZZ SINGER
生年月日: 1957年9月10日
出身地: 大阪府
幼少時から両親の影響でジャズとハリウッド映画に囲まれて育つ。3才でクラシック・ピアノをはじめ、中学に入るとナイト・クラブでピアノを弾くようになる。17才で単身渡米。1991年に帰国、大阪のジャズ・クラブで歌い始める。自主制作での数枚を経て1998年に全国発売されたアルバム『For All We Know』はジャズ・ファンだけでなく、多くの音楽ファンに衝撃を与えた。それは身長147センチ、体重40キロにも満たない当時40才の大阪出身の主婦・綾戸智恵の鮮烈なデビューであった。翌1999年には後に代表曲となる『テネシー・ワルツ』、『アメイジング・グレイス』を含む弾き語りアルバム『LIFE』をリリース。文化村オーチャードホールで3日間のLIVEを行うなどその音楽、パフォーマンスはジャンルを超えて多くの人の支持を集めた。2001年、第51回芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)受賞。2003年、紅白歌合戦で熱唱した「テネシー・ワルツ」が大きな話題となり、これまでに売り上げたCDの枚数は100万枚を超える。
2014年に事務所・レコード会社から独立し有限会社まいどを設立。自らのルーツをたどる旅からインスピレーションを得てアルバム「Picture in a Frame」を制作。翌2015年にはJAZZに正面から取り組んだアルバム「DO JAZZ」を40年ぶりに訪れたアメリカ生活のスタートの地、ロサンゼルスで録音しリリースした。2017年はデビュー20周年&還暦60歳をむかえ、”今の自分を素直に打ち出した”ニューアルバム「DO JAZZ Gokko」をリリース。東京国際フォーラムで記念公演を行った。CDリリース、LIVE活動の他にも映画、TV、ラジオへの出演や講演会など様々な場所で精力的に活動。笑わせたり、泣かせたりのトークを交えながら、ジャズを中心にゴスペル、ソウル、ロック、ポップス、J-POPなど幅広いレパートリーを巧みにとり入れた綾戸智恵の個性的なステージは多くのファンを魅了し続けている。